■modeling
　イラスト絵師「涼月くらら」さんのところの看板娘となる「南城くららちゃん」です。
　こちらは「ぅらめし〜わっほい！」さんのところの展示見本で、原型師・湯屋みなとさんの３Dデジタル造型です。
　ちょっとしたキッカケで湯屋さんと知り合い、諸々の経緯を経て、フィニッシュを担当しました。

　お肌はちょいとムチムチ感を高めるブラシワークで。
　腕輪や首輪アクセは、キット化分割を考慮したｵﾘｼﾞﾅﾙ設定造型ですが、ここはパールを使って軽さの表現を。
　ジーンズホットパンツは（好物ですね♪）、イラスト、また実物の写真を分析しつつ、
　ウォッシングやドライブラシ、ブレンディング等を駆使し、色褪せた風合いを表現しました。
　ブーツはこれもオリジナル造型ですが、スタンピングやらを使って一工夫し、皮っぽさを。
　おそらく一番の難関は、虹色のマフラーでしょう。
　ここはただひたすらマスキングの繰り返しで、無心となって「考えるんじゃない！感じるんだ！」で。(笑)

　そうそう、ちょっとしたコツというかテクですが、
　こういうマフラーのように複数の色がまとまった状態のものの陰影はどうすんの？とか思いますよね。
　ひとつひとつの色に陰影をいれてもいいのですが、まずまとまりが不自然になります。
　そこで色を乗せ終えた後、ハイライトには、クリアーホワイトを、シャドウにはクリアーブラックを
　全ての色の上からブシュ〜っとのせてみてくださいませ。

　お顔はひたすら、イラストとニラメッコして。
　絵師・涼月さんご本人から、直接ご感想までいただき、とても有難かったでございます。色紙、ありがとうございました♪